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解答速報
- 2026年入試 国立病院機構(医療センター) A日程 解答速報
【英 語】


●英語●
全体的に出題形式や問題数に変化はなかった。
第1問(文法・語法):名詞の語彙、時制、関係詞、比較表現、分詞などの基本的な知識を問うものが多かった。
第2問(整序問題):日本文に合わせて語句を並べ替える問題。空所が5つで、そのうちの2か所が問われる形式は去年と同じであった。去年に引き続き、感嘆文の語順を問うものが出題された。全体的には英語の基本的な組み立て方や、よく使われる構文をしっかりと学習してきた受験生にとっては解きやすい問題であった。
第3問(会話の空所補充問題): 昨年度と同様、二人の会話の中に空所が1つずつ含まれるものが6題であった。難易度は昨年度と同程度で、会話の流れに着目して前後関係が把握できれば答えを選びやすいものだった。
第4問(長文読解問題):いわゆるデジタルデトックスの推進によって子供の健全な育成環境をつくることに関して述べた英文。問題形式は昨年と同様で、適語の空所補充5問、意味の近い語を選択するものが3問、指示語の内容選択が2問、本文全体の内容一致問題が4問であった。課題文は昨年度よりも50語程度増えたものの、内容も比較的にシンプルなものだったので、受験生にとって比較的に読みやすかったと思われる。選択肢についても、基本語彙を身につけていれば選びやすいものが多かった。
【数学Ⅰ】


●数学Ⅰ●
大問数が4つで、第1問が小問集合、第2問がデータの分析、第3問が2次関数、第4問が三角比、空欄が全部で25、選択肢が4つというのは昨年と同じであった。
第1問は出題分野も昨年とよく似ていて、難易度も昨年並みで解きやすい問題であった。
第2問も決して難しい問題ではないが、問3では相関係数を求める公式が必要であった。
第3問の問1、問2は基本的な問題で得点することが必要な問題だが、問3,問4は難しい問題であった。いずれもグラフをかき、どの点が最小値になるのかを確認することが必要であった。
第4問では、sin∠BACや三角形の面積など、問題に書かれていない数値を求めることが必要であったが、問1~問3は難しいことはないだろう。ただ、問4は答を得るための糸口をさがすのに時間がかかったのではないかと思う。
問題3の問4,問題4の問4など、難しい問題があったが、難易度は全体としては昨年並みかやや易。
【国 語】


●国語●
~新傾向の問題が出題されたが、全体としては易化した~
【出典】
第1問 中村桂子『老いを愛づる』
第2問 日本弁護士連合会消費者問題対策委員会『狙われる18歳!?』
例年通り評論が2題出題された。本文字数は第1問が約4,300字、第2問が約3,900字で、昨年のA日程よりも減少した。ただし、第1問、第2問ともに図表の読み取りや文章に関する議論の理解が求められたため、全体として読み取る量には変化がない。総マーク数は30で、昨年よりも一つ増えている。注目すべきは、文章と図表を関連づけた議論に関する問題(学習課程を意識した問題)が出題されたことである。大学入学共通テストでは類似問題が出題されているため、慣れている受験生にとっては解きやすかったであろうが、慣れていない受験生はとまどったものと思われる。単に図表と選択肢を見比べるのではなく、議論の流れを踏まえた選択肢を答える必要がある。ただし、全体としては平易な問題ばかりであり、平均点の上昇が予想される。
第1問は、無限の消費と発展を求める現代社会において、欲望を過度に追求するのではなく、質素に暮らすことの重要性を指摘した文章であった。ほとんどが平易な問題であったが、問7はどの選択肢にも問題点があり、正解選択肢を絞ることが難しい。
第2問は、若者が消費者被害に遭わないために必要とされることについて論じた文章であった。第1問と同様に平易な問題が出題されている。選択肢も紛らわしいものはなかった。
第1問、第2問ともにほとんどの問題では答えの根拠が本文中で明確に示されている。そのため、消去法よりも正解選択肢を探していく解法のほうが解きやすい問題であった。
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