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【天使大学 英語】
問題1は昨年同様、発音・アクセントの問題。
問題2は、文法・熟語等の知識を問う4択問題が10問だった。昨年同様、すべて対話文形式になっているので慣用表現も覚えておく必要がある。
問題3は、対話文中の語句整序問題で、関係詞節を含む構文や、付帯状況のwithを用いる構文などが出た。基本をしっかり押さえておく必要がある。
問題4は、米国人の認知症に対する意識調査に関する長文問題。昨年と比較して単語数がやや減り、専門的な用語の注も減った。形式的には昨年とほぼ変わらないが、内容一致問題において昨年は7つの選択肢から3つを選ぶ形式だったが、今年は選択肢が1つ増えて8つとなった。
問題5は、子供の食生活における好き嫌いの対処法に関する英文で、難易度は標準的であった。
問題6は「まとまりをよくするために取り除いたほうがよい文」を選択する問題で、昨年度同様、選択肢の数は3つだった。題材は剣道やカラオケなどの日本文化を紹介する英文で、比較的に文脈をつかみやすかった。
全体的には昨年と比較してやや易しくなったと言える。
【天使大学 数学ⅠA】
【天使大学 国 語】
難度は昨年並み。一部紛らわしい選択肢があったが、全体としては解きやすい問題が多かった。
本文字数は「問題一」「問題二」ともに約5000字で昨年並み。設問数は昨年より一つ減って18であった。
「問題一」本文は共感と笑いが個人と集団における合理性を形成するという文章である。基本的には、本文の論旨を正確に押さえれば確実に解ける問題が中心であった。ただし、問二の空欄はやや難。また、問九の選択肢も①と②で迷うところである。ただし、②は傍線部「他者を迎え入れる」にあたる内容が記されていない点で誤っている。
「問題二」は、「問題一」よりも平易であった。ただし、問九は、いずれの選択肢にも難があり、相当紛らわしい。②と④とで迷うところである。④は「形骸化することを免れ得ず」が誤り。本文では、形骸化されることもあるとは述べているが、必ず形骸化するとは述べていない。なお、②も型を新たに創造することの意義が書かれていないため、主張を把握する問題としては疑問が残る。
【天使大学 理科 生物基礎】
【天使大学 理科 化学基礎】
分量は昨年並みだが、他の私大看護系で出題される化学基礎よりもやや多い。難易度は昨年よりも易化しているが、他の私大看護系と比べるとやや難しい。共通テストと比較すると、分量は(試験時間の違いを考慮しても)多く、出題の方向性は異なるが難易度はおおむね同程度と言える。
所々細かい知識を問う問題があるが、全体的にはオーソドックスな出題と言える。計算問題の分量も去年並で、やや難しいものもあるが総じて標準的である。
難し目の問題をきちんと後回しにしたり、見直しの時間を取ってケアレスミスを防いだりなど、時間配分に失敗しなければ、天使大学で化学基礎を選択する受験生なら6~7割は得点できるものと思われる。